いよいよ学校再開! 朝ごはんはしっかりと!
岐阜県内の子育て支援活動をしているNPO法人こどもトリニティネットが朝ごはんの大切さについてまとめましたので(こどもトリニティネットのブログはコチラ)、TonyaEXPO netでもご紹介します。
岐阜県でも6月より、やっと本格的に学校も再開され、いよいよ新学期!急な休校で生活リズムが乱れてしまっていたお子さんも多いのではないでしょうか。
また子どもだけでなく、出勤準備で忙しかったり、気温や湿度も高く身体がダルくなって、朝ごはん抜きにする大人も...。
朝ごはんは、お腹を満たすためだけではなく身体のために大切な役割があります。
・朝ごはんの役割って?
もちろんお腹を満たすという役割もありますが、実は1日の始まりの大事な役割があります。
①脳を活性化させる
人間の脳は"ブドウ糖"をエネルギー源として使っているんです!
ブドウ糖が多く含まれる炭水化物を、主食として朝食に取り入れ、しっかり食べることで脳にエネルギーが補給されます。
そうすると、夜寝ている間に使われて足りなくなっていたブドウ糖が補給され、朝から勉強や仕事に集中することができるんです。
②体内リズムを整える
人間は、時間に合わせて脈拍、血圧、体温、ホルモン分泌量などを調整しています。
朝ごはんを食べると、1日のスタートを身体に知らせることができ、体内リズムのズレを修正することができます。
さらに、毎朝決まった時間に朝ごはんを食べることで排便のタイミングも整えることができるので、体内時計を調整することもできます。
・朝ごはん抜きで、どんな影響が?
朝ごはんを抜くことで、脳のエネルギーが不足して集中力や記憶力の低下などに繋がります。
さらに、午前中ぼんやりしたり、イライラしてしまったり...身体だけでなく心身共に不調が起こってしまいます。
また、お昼ごはんにお腹が空き過ぎて必要以上に食べてしまい、肥満などの小児成人病の原因となることもあるので注意が必要です。
・朝ごはんに必要な栄養は?
朝ごはんで必ず取り入れたいのはブドウ糖が含まれる炭水化物。中でも腹持ちの良いご飯がオススメです!
とはいえ、「毎朝バタバタして作る時間がない」「起きる時間が遅くて食べるのが面倒...」なんて方も多いと思います。
そんな方にオススメなのは、ご飯を炊くことを習慣づけることです。(冷蔵・冷凍ごはんでも◎)
ご飯を炊くことを習慣づけておけば、前の日の残り物や、納豆や海苔、卵など、簡単なご飯の友を添えるだけでもOK。
白いご飯と、お肉や野菜をたっぷり入れた具たくさんのお味噌汁だけでも、必要な栄養が摂れるそうです。
和食は常備菜(作り置きできるおかず)が豊富で、おにぎりの具にできるものも多く揃っていますので、小さなお子さんでも簡単に栄養を取ることができますね!
・毎朝食べる習慣を!
毎日決まった時間に朝ごはんを食べる習慣をつけることで、身体も心も健康になります。
特に学校生活が再開した"今"、早めに生活リズムを整えておくことが大切です。
忙しい朝、毎日ご飯を作るのは大変ですが、おにぎり+αを基本に習慣づけていくのも良いですね(^^)
子どもも大人も朝ごはんを食べて元気に頑張りましょう!
【参考】
●農林水産省HPはコチラ