2歳未満のマスク着用は危険!
1.・2歳未満のマスク着用での危険性
1.呼吸や心臓への負担
2.窒息
3.熱中症
4.体調の異変に気づきにくい
2.・感染が心配...
3.・感染予防はどうしたら良いの?
・首座り前の赤ちゃんの手洗い
・乳幼児の手洗い
・幼児の手洗い
4.・2歳未満の子どものマスク着用はやめましょう!
岐阜県内の子育て支援活動をしているNPO法人こどもトリニティネットが2歳未満マスク着用の危険性についてまとめましたので(こどもトリニティネットのブログはコチラ)、TonyaEXPO netでもご紹介します。
ニュースで既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、日本小児科医会は25日、2歳未満の子どもがマスク着用をするのは危険と警告しました。
今回は、2歳未満のお子さんがマスク着用をすることでどのようなリスクがあるのか...また、改めて新型コロナウイルスの予防はどのようにしたら良いのかをご紹介します。
・2歳未満のマスク着用での危険性
日本小児科医会による見解をお伝えします!
1.呼吸や心臓への負担
大人と比べて気管が狭いため、マスクをすると呼吸をしにくくなり窒息の恐れがあるほか心臓に負担がかかるとしています。
2.窒息
マスクそのものによる窒息の恐れに加え、おう吐物によって窒息のリスクが高まるとしています。
3.熱中症
マスクをすることによって、体内に熱がこもってしまい熱中症のリスクが高まります。
マスク熱中症については、乳幼児だけでなく多くの方が備える必要があります。以前の記事にて「マスク熱中症」についてご紹介していますので、ご覧ください。【マスク熱中症の記事はコチラ】
4.体調の異変に気づきにくい
顔色や口唇色、表情の変化など体調異変への気づきが遅れてしまうことが懸念されています。
・感染が心配...
日本小児科医会は、現時点で新型コロナウイルス小児感染症に関して分かってきたこととして以下のような点を公表しています。
○子どもが感染することは少なく、ほとんどが同居する家族からの感染
○子どもの重症例は極めて少ない
○学校、幼稚園や保育園におけるクラスター発生はほとんどない
○感染した母親の妊娠・分娩でも母子ともに重症化の報告はなく、母子感染はまれ
このような点からも、子どもの新型コロナウイルス感染症は今のところ心配が少ないとしています。
・感染予防はどうしたら良いの?
2歳未満のお子さんは特に、いろいろな物に触れたり、口にしたり...感染対策が難しいですよね。
日本小児科学会では、こまめな手洗いをしっかりすることが大切としています。
ここで、おさらい!
お子さんの成長段階に合わせて手洗い方法を再度ご紹介します。
・首座り前の赤ちゃんの手洗い
手洗い場で手を洗うのは、難しい月齢の赤ちゃん。そんな時は、タオルで手を洗うのが最適です!
タオル準備の手間はかかりますが、タオルでの手洗いであれば赤ちゃんもできそうですよね!
・乳幼児の手洗い
手洗い場やお風呂で手洗いをしましょう!大人の方が石けんを泡立て、お子さんの手を包みながら20秒間洗います。
【ハッピーバースデーの歌】や【きらきらぼし】など、20秒程度の歌を歌いながら洗ってあげると、楽しく手洗いできますね!
手洗い後は、しっかりと乾燥させましょう!
・幼児の手洗い
1人で手洗いができるようになれば、手洗いのタイミングを教えてあげるのがポイントです!
帰宅した時、食事の前など、大人と同じタイミングでこまめに手洗いするように見守りましょう!
手洗い後は、しっかりと乾燥させましょう!
・2歳未満の子どものマスク着用はやめましょう!
緊急事態宣言は解除されましたが、ウイルスが無くなった訳ではありません。
新型コロナウイルスに関する情報は、日々刻々と変化します。最新の正しい情報を取り入れて、油断しないように感染対策を行いましょう。
【参考】
●日本小児科医会 HPはコチラ