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その他 2020/05/19 21:13

【stay home】 自宅で起こりやすい子どもの事故

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#stayhome #子ども #事故 #転落 #減災

1.・転落に関する事故

1.ベビー ベッドからの転落

2.ベランダや窓など高所からの転落

3.階段からの転落

2.・溺れに関する事故

1.浴槽への転落による溺れ

2.首浮き輪による溺れ

3.・やけどに関する事故

1.電気ケトルによるやけど

4.・窒息に関する事故

1.食べ物による窒息

2.ブランケットによる窒息

5.・stayhomeを安全に

岐阜県内の子育て支援活動をしているNPO法人こどもトリニティネットが自宅内での子どもの事故についてまとめましたので(こどもトリニティネットのブログはコチラ)、TonyaEXPO netでもご紹介します。

現在も引き続き休園・休校の影響でお子さんとご自宅で過ごす時間が多いかと思います。

そんな時、注意したいのが自宅内で起こりやすい子どもの事故です。

普段から事故対策をしておくことで、万が一災害が起きた時や余儀なく自宅避難をしなければいけない時に役立つ備えにもなります

 

今回は、自宅内でのリスクと対策を詳しくお伝えします。

・転落に関する事故

1.ベビー ベッドからの転落

小さなお子さんをベビーベッドで寝かせている場合、「まだ寝返りしないから...」「まだ立てないから...」と柵をしないまま目を離してしまう事例が多いようです。

《対策》

月齢に合わせて、柵が越えられないようにチェックしましょう

寝返りが出来ない赤ちゃんでも、足で蹴って移動はできますので、ベビーベッドの柵は必ず上げておきましょう。

また、つかまり立ちが出来るようになると、柵を乗り越えて転落することがあります。つかまり立ちをしそうになったら、マットを一番低い位置まで下げましょう。合わせて、ベッドの中に踏み台になるようなものは入れないようにしてください

●減災ポイント●

地震などで大きく揺れた時にもベビーベッドは形状からいって倒れにくく、対策をしておくことで転落のリスクを減らすことができます!

また、夏場の暑い時期でも、赤ちゃんを寝かせるときにはタオルケットを1枚掛けることで地震が起きたときに赤ちゃんの揺さぶられる衝撃が軽減されるそうです。

2.ベランダや窓など高所からの転落

ベランダや窓付近に足場となるものがあると、それによじ登り誤って落下してしまう事例が確認されています。

《対策》

窓の場合は、そばにソファやベッドは置かないようにし、必ず施錠をしましょう。

ベランダの場合は、植木鉢や三輪車のように足がかりになるような物は置かないようにしましょう。

逆に転落防止のために斜めの板やアクリル板を設置することで隙間を埋めることも効果的です。

まさか登れないだろう...という思い込みはしないように注意しましょう。

●減災ポイント●

地震の際に、窓ガラスが割れて飛び散ることもあります。また、高層住宅では揺れの振幅が大きいので窓から飛び出してしまう危険もありますので日頃から窓のそばにソファやベッドを置かないことが減災につながります。

3.階段からの転落

2階で遊んでいた子どもが目を離した隙に、後を追ってきて転落した事例や階段を登ろうとし踏み外して転落した事例など階段での事故は多く確認されています。

《対策》

階段の上にも下にもベビーゲートを付け、必ずロックをし、子どもが勝手に階段内に入れないようにしましょう。

可能であれば、オートロック・オートクローズ仕様のベビーゲートを使用しましょう。

また、階段の下にはクッションを敷いて固定しておきましょう。

●減災ポイント●

例えば夜中に災害が起こり停電した場合...階段を子どもだけで使用するのはとても危険です。大人が一緒に使うことで安全に避難することができます。

・溺れに関する事故

1.浴槽への転落による溺れ

浴槽に浮かんでいるオモチャを取ろうとして溺れてしまった事例やお風呂に入っている時、親が着替えている間に溺れてしまったなど大人にとっては浅い浴槽でも溺れるケースがあるようです。

《対策》

子どもが2歳になるまでは、お風呂に残し湯をするのはやめましょう

浴槽の縁の高さが床面から50cm以下の場合は、子どもがのぞき込むと転落しますので、子どもがひとりで浴室に入らないよう、浴室ドアの160cm以上の位置に鍵を取り付け、常時施錠してください。

子どもは静かに溺れるといわれています。絶対に目を離さないようにしましょう

2.首浮き輪による溺れ

【出典:safekidsjapan】

見た目が可愛いことと水の中で運動できることから、持っているママも多いのではないでしょうか...。使用することは問題ありませんが、実際に数分目を離した隙に浮き輪をつけて浮かんでいたはずがうつ伏せになって浮かんでいた...という事例も確認されています。

《対策》

首浮き輪の空気量をこまめにチェックしましょう。空気が足りないと子どもの口が水没してしまいます。

また、首浮き輪は、子どもをしっかり見ていられるときに使いましょう

・やけどに関する事故

1.電気ケトルによるやけど

床に置いた電気ケトルにつかまって倒してしまった...つかまり立ちをして棚の上から倒してしまった...など沸かしたての熱湯がこぼれ、やけどをする事例が確認されています。

《対策》

電気ケトルを使用する場合は、必ず湯漏れ防止機能付きの製品を使用してください。

また、コードに足を引っ掛けて転倒させる事故も多発していますので、80cm以上の高い位置にあるコンセントにつなぎましょう。

乳幼児のいる家庭では、熱源は台所に集め、台所に立ち入らせないようにしましょう。

さらに、熱い飲み物や食べ物をテーブルの端やテーブルクロスの上に置かないことも大切です。

●減災ポイント●

いつ起こるか分からない災害...。

使い終わったら、熱湯を出し切りコンセントをこまめに抜いておくことは減災にもつながります

・窒息に関する事故

1.食べ物による窒息

子どもが一口でミニトマトを丸ごと食べて、喉につまらせてしまった..など大人には小さく感じる物も窒息につながる可能性があります。

《対策》

ミニトマトやブドウなど、丸くてある程度の硬さがあり、外側がツルツルしていて喉の奥にスルッと入りやすい野菜や果物は、1/4以下の大きさにカットしてから与えましょう。

みたらし団子や白玉団子、こんにゃく入りゼリーやホットドッグなども同様です。

また、食べ物だけでなく身近な電池やスーパーボールなども誤飲し窒息する可能性があります。小さなお子さんが手の届く範囲に危険な物は置かないようにしましょう

2.ブランケットによる窒息

胸の辺りまで掛けていたブランケットが、いつのまにか顔にかかり口と鼻を覆ってしまっていた事例が確認されています。

《対策》

乳児期にはうつぶせ寝は避け、敷布団は子どもの顔がもぐり込まない硬さのものを使用するようにしましょう。

スリーパーなどを活用すると、顔をふさがないので安心です!

また、子どもが寝ているそばには、枕やぬいぐるみ、スタイなどは置かずに、子どもが寝ている上にモノを吊るすこともやめましょう。

・stayhomeを安全に

大人の目線だけでは気づかないリスクが自宅内にはまだまだ潜んでいます。

お子さんと過ごす日常を、より安全に過ごすために今一度家庭内を見直してみましょう

その見直しが、"減災"にもつながります。

以前【ぎふママ減災スタディ通信①家庭内危険!?ブログはコチラ】にてお家時間に子どもとできる減災についてまとめています。ぜひ、合わせてご覧ください。

 

【参考】

・Safe kids japan HPはコチラ